This Filipino tradition(=Barong Tagalog) dates back to the Spanish colonial era. A legend persists that the Spaniards made Filipinos wear barongs untucked to distinguish them from the ruling class, its translucent fabric helping the Spaniards to see that the wearer was not bearing any weapon under the garment.
Barong Tagalog - Wikipedia
正装・礼装用という位置づけがなされたのはマグサイサイ大統領(在職1953-57年)が大統領就任式でこれを着用したのがきっかけだったそうです。その後もマ大統領はマラカニアンでたびたびこれを着て執務をとったそうですから、当時のフィリピン国民にとっては大統領がバロン・タガログを着るとは「クールビズ」以上の衝撃だったかもしれませんね。
今朝のNHKニュース「おはよう日本」は、フィリピン・パナイ島のピーニャの話題。ピーニャとはパイナップルの葉から取り出される繊維で、以前はほとんどのバロン・タガログがこのピーニャから作られていたそうです。しかし戦後、アメリカ製の化学繊維が入ってくると、手間も隙もかかるピーニャのバロン・タガログづくりは一気に衰退。しかしその衰退に待ったをかけようとパナイ島の40代の女性が「孤軍奮闘」してピーニャでつくるバロン・タガログの技術を後世に残そう、という話題でした。確かニュースではこの女性は工場(といってもニッパの小屋)で20人くらいの女の子を雇っていると言ってました。現在、ショッピング・モールでピーニャでつくられたバロン・タガログは、化繊製品に比べて相当高値(=高級品)がついていますが、それにはこういう背景があるんですね。
バロン・タガログというとつい沖縄のかりゆしウェアやハワイのアロハ・シャツを連想してしまいます。ただかりゆしやアロハはデザインが豊富でフォーマルからカジュアルまで幅広く愛用されているのに比べ、バロン・タガログは結婚式やセレモニーなど用途が限られていますね。バロン・タガログもかつては農民の服。正装・礼装用と言わずもうすこしカジュアルな場面、例えばリゾート・ウェアみたいな感じで着れるようなればいいんと思いますが、ただ最近は、フォーマル一辺倒ではなくいろいろな種類のバロン・タガログが出てきているようです。
ちなみにバロン・タガログ(baro ng Tagalog)とはbaroとは英語でdressだそうでdress of the Tagalog=タガログ族の服の意。


