July 04, 2008
嗚呼、極楽?
ここ一週間ほどの不在の間、拙ブログへのアクセス並びにコメント、誠に有難うございました。何とか無事にフィリピンの自宅にたどり着くことができました。前エントリとの間に少々時間がいてしまいましたが、こちらへ来てからまだ気持ちが昂っているせいか、なかなかアイディアをまとめて記事を書くことができません。というかここ数日、PCの前に座っている暇もない、というのが現状で、1日48時間くらいったらなあ、と久々に感じてしまいました。ま、ひと言でいうと、貧乏暇なし、ってやつですけどね(汗)。
というわけで、とりあえずは生存証明?という意味こめてこのエントリをアップいたします。実はこちらへは結局のところ自分のノートパソコンは持ち込まなかったんですが、現在、自宅の英語WINからでも何とかAjax IMEを使って日本語入力ができるようになりました。なぜ前回の滞在時にうまく入力できなかったのか不思議。Tsismosoさん、コメントどうも有難うございました。感謝です!
それにしも若い娘三人に囲まれてのハーレム生活は何とも言えまへんな(爆)。これぞフィリピン生活の醍醐味(?)。日本ではこの背徳感はそうそう味わえるもんじゃありまへん。気を見計らっておねえちゃんに腰でも揉んでもらおうか、と思ったりもしますが、でもこういったことにかけては根が奥手なせいか奥手なせいかなかなか実行に移すのは難しいです(ぷ)。いや、それ以上に女房の監視が厳しいので、ちと無理かもしれませんけど。
ところで先ほど近所朝の散歩をしてきたんですが、この時期、意外にも、バギオの朝は冷え込みますな。日本は梅雨まっさかり、梅雨寒という言葉はあるにせよ夏本番を目の前にしてまさかセーターを着込むほど冷え込むわけじゃないと思いますが、バギオの朝は、ホント、セーターが欲しいと思うほどです。バギオは山の中にある町なので、朝の冷え込みは今日一日天気のいい予兆なのかもいれません。きのうは所用で町の西側(キャンプ6とか7とか)へ出かけたのですが、南シナ海に沈む夕陽がとてもきれいでした。デジカメ持っていかなかったのが残念。次回のエントリでは写真もアップしたいと思います。それでは。
留守中にコメントいただいた裂空ミスキタさん、Tsismosoさん、masarapさん、Khanさん、Tsuguさん、yasoichiさん、重ね重ね感謝!!
というわけで、とりあえずは生存証明?という意味こめてこのエントリをアップいたします。実はこちらへは結局のところ自分のノートパソコンは持ち込まなかったんですが、現在、自宅の英語WINからでも何とかAjax IMEを使って日本語入力ができるようになりました。なぜ前回の滞在時にうまく入力できなかったのか不思議。Tsismosoさん、コメントどうも有難うございました。感謝です!
それにしも若い娘三人に囲まれてのハーレム生活は何とも言えまへんな(爆)。これぞフィリピン生活の醍醐味(?)。日本ではこの背徳感はそうそう味わえるもんじゃありまへん。気を見計らっておねえちゃんに腰でも揉んでもらおうか、と思ったりもしますが、でもこういったことにかけては根が奥手なせいか奥手なせいかなかなか実行に移すのは難しいです(ぷ)。いや、それ以上に女房の監視が厳しいので、ちと無理かもしれませんけど。
ところで先ほど近所朝の散歩をしてきたんですが、この時期、意外にも、バギオの朝は冷え込みますな。日本は梅雨まっさかり、梅雨寒という言葉はあるにせよ夏本番を目の前にしてまさかセーターを着込むほど冷え込むわけじゃないと思いますが、バギオの朝は、ホント、セーターが欲しいと思うほどです。バギオは山の中にある町なので、朝の冷え込みは今日一日天気のいい予兆なのかもいれません。きのうは所用で町の西側(キャンプ6とか7とか)へ出かけたのですが、南シナ海に沈む夕陽がとてもきれいでした。デジカメ持っていかなかったのが残念。次回のエントリでは写真もアップしたいと思います。それでは。
留守中にコメントいただいた裂空ミスキタさん、Tsismosoさん、masarapさん、Khanさん、Tsuguさん、yasoichiさん、重ね重ね感謝!!
June 28, 2008
勝手ながら
バギオの自宅もインターネットにつながっているので、ブログを更新しようと思えばできないこともないんですが、どうするかは今のところ不明です。というのもいまだにバギオの自宅PCはOSが英語版Windows XP Pirates Edition(笑)で、日本語がインプットできない環境。まあ、自分がいつも使ってるノートPCを持ち込むとか、あるいはインターネット上にも日本語の文字入力を支援してくれるサイトがあるそうで、それを活用すればブログの更新も可能なわけですけどね。
ただ自分のノートを現地に持ち込むのは荷物の状況次第。特に手荷物が多くなってしまった場合、ノートPCは日本に置いていく予定です。それから以前コメントで教えていただいたネットの日本語入力支援サイト(Ajax)ですが、これ、なんかうまく半角アルファベットを日本語に変換できないんですよね。実際、今も試してみましたが相変わらず使い方がよくわかりません。
というわけで、もしバギオの自宅からブログを更新するとなれば、また前回のフィリピン滞在時同様、拙い英語記事を書いて恥を曝すか〜などとも思ってますが、いずれにしても今後一ヶ月ほどの間は、ほぼ毎日のように記事をアップしていくのは難しそう・・・というわけで、誠に勝手ながら、しばらく開店休業状態と相成ります。
いつもアクセスしていただいている皆さん、ホントにどうもありがとうございます&引き続きご愛顧のほどを何卒よろしくお願い申し上げます(笑)。それでは行ってまいります!
ただ自分のノートを現地に持ち込むのは荷物の状況次第。特に手荷物が多くなってしまった場合、ノートPCは日本に置いていく予定です。それから以前コメントで教えていただいたネットの日本語入力支援サイト(Ajax)ですが、これ、なんかうまく半角アルファベットを日本語に変換できないんですよね。実際、今も試してみましたが相変わらず使い方がよくわかりません。
というわけで、もしバギオの自宅からブログを更新するとなれば、また前回のフィリピン滞在時同様、拙い英語記事を書いて恥を曝すか〜などとも思ってますが、いずれにしても今後一ヶ月ほどの間は、ほぼ毎日のように記事をアップしていくのは難しそう・・・というわけで、誠に勝手ながら、しばらく開店休業状態と相成ります。
いつもアクセスしていただいている皆さん、ホントにどうもありがとうございます&引き続きご愛顧のほどを何卒よろしくお願い申し上げます(笑)。それでは行ってまいります!
June 27, 2008
気楽なもんですな
誰が?って、そりゃ決まってるでしょ、わが共和国大統領ですわ(苦笑)。グロリアちゃんはただ今、10日間の日程でアメリカ訪問中。マニラを発ったのが6月20日、帰国は今月末30日の予定。その間、22日には台風フランクの被害でお国は大打撃を受けたというのに・・・です。
今回の台風による死者は、
台風6号の死者「約500人」フィリピン [産経ニュース]
しかも「約500人」とは、例のフェリー転覆事故の死者・行方不明者約800人を含んでいない数字で、それを合わせると1500名近くの人命が失われたというのに、大統領閣下はアメリカでパーティー三昧。
まあ、このことについてフィリピンの国民から批判は出てない様子なので、僕のような外国人がとやかく言うことではないかもしれませんが、常識的に考えれば、国家元首が外遊中に、母国の災害で国民1500人もの命が失われた、となれば、とるべき行動は一つしかないような気がするんですがね。
10日間の日程が長いとは言いませんよ。でも、今回の訪米の最大の目玉であるブッシュとの会談が24日に終えた今となっては、無理やり30日までの日程を消化する必要があるの?とも思いますわ。
しかも訪米のハイライト、24日のブッシュ−アロヨ会談はこんな感じだったそうで、ブッシュのかましたジョークが米ロサンゼルス・タイムズで報じられていました(参照)。
Bush To Filipino President: ""I am reminded of the great talent of the -- of our Philippine Americans when I eat dinner at the White House.... ""
記事の後には、これのどこがジョークなんだ?という読者からのコメントがいくつか寄せられていましたが、ブッシュが、ホワイトハウスでシェフを務めるフィリピン系アメリカ人の女性とグロリアちゃんをかけたわけではなく、どうやらオチはこのあたり↓のようです。
Bush couldn't recall her name(=Arroyo) so after stumbling over himself he falls back to his old habit of trying to turn it into a joke. The man is a complete bafoon!
これは文字通りにとればブッシュのバカさ加減を言ってるんでしょうけど、裏を返せば、アメリカにとってフィリピンはBush couldn't recall her nameでしかない、ともとれなくもありません。
ところで、今回のグロリアちゃんの訪米、随行はファースト・ジェントルマンのマイクだけ。なぜかわかります?というのも、今日27日は旦那マイクの誕生日。今日は二人仲良くニューヨークのセント・パトリック大聖堂のミサに出席し、夫婦水入らずで誕生日を祝うそうな(参照)。どうやらこのあたりが、今回の訪米の真の目的。なんともまあ、気楽なもんですな。
今回の台風による死者は、
台風6号の死者「約500人」フィリピン [産経ニュース]
しかも「約500人」とは、例のフェリー転覆事故の死者・行方不明者約800人を含んでいない数字で、それを合わせると1500名近くの人命が失われたというのに、大統領閣下はアメリカでパーティー三昧。
まあ、このことについてフィリピンの国民から批判は出てない様子なので、僕のような外国人がとやかく言うことではないかもしれませんが、常識的に考えれば、国家元首が外遊中に、母国の災害で国民1500人もの命が失われた、となれば、とるべき行動は一つしかないような気がするんですがね。
10日間の日程が長いとは言いませんよ。でも、今回の訪米の最大の目玉であるブッシュとの会談が24日に終えた今となっては、無理やり30日までの日程を消化する必要があるの?とも思いますわ。
しかも訪米のハイライト、24日のブッシュ−アロヨ会談はこんな感じだったそうで、ブッシュのかましたジョークが米ロサンゼルス・タイムズで報じられていました(参照)。
Bush To Filipino President: ""I am reminded of the great talent of the -- of our Philippine Americans when I eat dinner at the White House.... ""
記事の後には、これのどこがジョークなんだ?という読者からのコメントがいくつか寄せられていましたが、ブッシュが、ホワイトハウスでシェフを務めるフィリピン系アメリカ人の女性とグロリアちゃんをかけたわけではなく、どうやらオチはこのあたり↓のようです。Bush couldn't recall her name(=Arroyo) so after stumbling over himself he falls back to his old habit of trying to turn it into a joke. The man is a complete bafoon!
これは文字通りにとればブッシュのバカさ加減を言ってるんでしょうけど、裏を返せば、アメリカにとってフィリピンはBush couldn't recall her nameでしかない、ともとれなくもありません。
ところで、今回のグロリアちゃんの訪米、随行はファースト・ジェントルマンのマイクだけ。なぜかわかります?というのも、今日27日は旦那マイクの誕生日。今日は二人仲良くニューヨークのセント・パトリック大聖堂のミサに出席し、夫婦水入らずで誕生日を祝うそうな(参照)。どうやらこのあたりが、今回の訪米の真の目的。なんともまあ、気楽なもんですな。
June 25, 2008
七人の侍
・・・といっても黒沢監督の映画じゃありません。2010年に迫ったフィリピンの次期大統領選の候補者のことです。
ほぼ毎日フィリピンの英字紙に目を通していますが(と言ってもネット版)、その中でThe Manila Timesが、時々、次期大統領選に関する話題を取り上げています。フィリピンの次期大統領選は2010年なのでまだ少し気が早い気もしますが、やはり外野としては「アロヨ後」が気になるところ。
Opposition needs to unite ahead of 2010 polls [The Manila Times]
↑によれば、与党側候補は現副大統領のノリ・デカストロでガチ。一方、野党側は?というと今のところ有力候補として名前が取り沙汰されているのが、以下の6人(一応、Wikiの紹介を付けときます)、
マヌエル・ビラール(上院議員,58歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Manny_Villar
ジェジョマール・ビネイ(マカティ市長,65歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Jejomar_Binay
パンフィーロ・ラクソン(上院議員,60歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Panfilo_Lacson
マヌエル・ロハス(上院議員,51歳,)
http://en.wikipedia.org/wiki/Mar_Roxas
ローレン・レガルダ(上院議員,48歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Loren_Legarda
フランシス・エスクデロ(上院議員、38歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Francis_Escudero
ラクソン、レガルダといったあたりは前回、前々回の大統領選でもお馴染みの名前ですね。ただ、個人的には、経歴、年齢などから、特にビラール&ロハスのWマヌエルが最有力候補といった印象を受けますよくわかりませんけど)。
フィリピンの識者の見方としては、野党側が候補者を一本化できれば野党候補の勝利、野党で複数の候補者が立候補した場合にはデカストロ大統領誕生、というもののようです。
2004年の大統領選では、支持率が低迷していたにもかかわらず現職のアロヨ大統領が勝った背景には、野党側が候補者を一本化できず反アロヨの票をまとまることができなかったことが原因だとか。その意味では次回の大統領選も似たような状況にあるのかもしれません。
・・・といっても名前の取りざたされている候補者一人一人が話し合っても埒があかない、となれば候補を一本化できる実力者による調整が必要・・・ということで、キーパーソンと目されているのが前大統領のエストラダだそうです。でもエラップのことだから、そんな脇役じゃなく自分こそ主役!と6人を押しのけて自分が候補に名乗り出ないとも限らないですね。となると、次期大統領選の野党側の候補者は7人・・・。
黒沢監督の名画「七人の侍」は、無法者の野武士たちの横暴に苦しんでいた農民を、七人の侍が命を張って村を守るという映画でした。果たして野党候補として名前を取り沙汰されている7人は汚職と貧困に苦しむフィリピンの民衆を守ることが・・・できる?できない??少なくともエラップは前科があるから・・・無理??
←このオッサン、南米の麻薬王ではありません、念のため(爆)。
ほぼ毎日フィリピンの英字紙に目を通していますが(と言ってもネット版)、その中でThe Manila Timesが、時々、次期大統領選に関する話題を取り上げています。フィリピンの次期大統領選は2010年なのでまだ少し気が早い気もしますが、やはり外野としては「アロヨ後」が気になるところ。
Opposition needs to unite ahead of 2010 polls [The Manila Times]
↑によれば、与党側候補は現副大統領のノリ・デカストロでガチ。一方、野党側は?というと今のところ有力候補として名前が取り沙汰されているのが、以下の6人(一応、Wikiの紹介を付けときます)、
マヌエル・ビラール(上院議員,58歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Manny_Villar
ジェジョマール・ビネイ(マカティ市長,65歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Jejomar_Binay
パンフィーロ・ラクソン(上院議員,60歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Panfilo_Lacson
マヌエル・ロハス(上院議員,51歳,)
http://en.wikipedia.org/wiki/Mar_Roxas
ローレン・レガルダ(上院議員,48歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Loren_Legarda
フランシス・エスクデロ(上院議員、38歳)
http://en.wikipedia.org/wiki/Francis_Escudero
ラクソン、レガルダといったあたりは前回、前々回の大統領選でもお馴染みの名前ですね。ただ、個人的には、経歴、年齢などから、特にビラール&ロハスのWマヌエルが最有力候補といった印象を受けますよくわかりませんけど)。
フィリピンの識者の見方としては、野党側が候補者を一本化できれば野党候補の勝利、野党で複数の候補者が立候補した場合にはデカストロ大統領誕生、というもののようです。
2004年の大統領選では、支持率が低迷していたにもかかわらず現職のアロヨ大統領が勝った背景には、野党側が候補者を一本化できず反アロヨの票をまとまることができなかったことが原因だとか。その意味では次回の大統領選も似たような状況にあるのかもしれません。
・・・といっても名前の取りざたされている候補者一人一人が話し合っても埒があかない、となれば候補を一本化できる実力者による調整が必要・・・ということで、キーパーソンと目されているのが前大統領のエストラダだそうです。でもエラップのことだから、そんな脇役じゃなく自分こそ主役!と6人を押しのけて自分が候補に名乗り出ないとも限らないですね。となると、次期大統領選の野党側の候補者は7人・・・。
黒沢監督の名画「七人の侍」は、無法者の野武士たちの横暴に苦しんでいた農民を、七人の侍が命を張って村を守るという映画でした。果たして野党候補として名前を取り沙汰されている7人は汚職と貧困に苦しむフィリピンの民衆を守ることが・・・できる?できない??少なくともエラップは前科があるから・・・無理??
←このオッサン、南米の麻薬王ではありません、念のため(爆)。June 24, 2008
沸騰都市「ダッカ」見ました
日曜夜のNHK特集「沸騰都市」シリーズの三回目は、バングラデシュの首都ダッカ。年配の方にはバングラというよりも東パキスタンと言った方がピンときますかね。番組はてっきりグラミン銀行のことをとりあげるのかと思いきや、メインはNGOのブラック銀行。恐ろしげな名前ですけど綴りはBlackではなくBrac。調べてみるとBracとはBangladesh Rural Advancement Committeeの略だとか。
ブラック銀行をNGOの銀行と言うとちょっと正しくないと思うのでブラック銀行がどういう銀行若干補足すると、ブラックというNGOが発行済み株式の31%所有している=だからブラック銀行なのだそうです。ちなみに第二位の大株主は9%を保有するインターナショナル・ファイナンス・コーポレーション(IFC)という世界銀行の関連企業(参照)。
で、その大株主でもあるブラックというのは(これ番組でも紹介していたと思いますが)、元石油メジャーで重役を務めたファズール・ハッサン・アベド氏(Fazle Hasan Abed)が私財を投げ打って設立した基金(と言っていいのかな?設立は1972年)。アベド氏の経歴はWikiでも紹介されていますが、元シェル石油の財務担当役員だったようです(参照)。
これは番組のテーマにもありますが(参照)、世界最貧国の一つバングラデシュはこの10年間で貧困層の割合が10%以上も減少、その原動力となっているのが無担保で小額を融資するマイクロクレジット。これで貧困層の人たちに起業のチャンスを与え貧困からの脱出の糸口に、ということですね。で、その融資を実行しているのがブラック銀行、と、こういうわけ。この分野ではノーベル賞をとったグラミン銀行が有名ですけど、このスキームを打ち立てたのはブラック銀行のようで、むしろこちらが本家本元のようです。
確か番組のナレーターは98%とか言ってたように記憶してますが、ブラック銀行では貧困層に無担保で金を貸して回収率がほぼ100%。一般の日本人ならにわかには信じられない数字かもしれませんけど、それを担保しているのが「5人の連帯保証人」だそうです。この部分、何となく聞き流してしてしまう人が多いかもしれませんが、金を借りようと思って5人の連帯保証人をそろえるのは至難のワザですね。
5人の連帯保証人をそろえられるというのは、その人が人間的に優れている(徳がある)証明。そういう人だからこそ商売の成功の確率も高い=そういう人だからこそ借金もきちんと返済してくれる可能性が高い、とそんな感じでしょうか。そう考えると融資の回収率100%というのもうなずけます。逆に言えば、バングラデシュという国が、それだけ他人の借金の連帯保証人にもなっていい思っている人がたくさんいる→それだけ人と人が信頼しあえる社会だということかもしれません。
実はフィリピンでもここ4、5年、貧困撲滅のために政府がやっきになってマイクロクレジットを推し進めています。しかし実態は?と言えば、どうなんでしょ。あまり話題にはなっていないような気がしますが・・・。
少なくともフィリピンでは、金を借りるのに連帯保証人になってくれる人を探すのはかなり難しい。不可能に近い。日本人もそう簡単に他人の連帯保証人にはならないと思いますが、フィリピンでは親子、夫婦、兄弟の間でさえ借金の連帯保証人にはなることは稀なように思います(僕のせまーい経験では)。
HPを見ると、ブラック銀行の普通預金(saving account)は年5.5%(参照)。それを元手に年15%の無担保融資。ブラックの基本姿勢は「貧困層に必要なものは援助ではない。投資である」だそうですが、これはまさに慈善事業の水準ですね。ちなみにフィリピンにもブラックと似たような理念を掲げたNGOがありますが、こちらは3ヶ月で金利15%(参照)。しかも融資の際にはデポジットを求められますが、これには利息がつかないそうです(爆)。
ブラック銀行をNGOの銀行と言うとちょっと正しくないと思うのでブラック銀行がどういう銀行若干補足すると、ブラックというNGOが発行済み株式の31%所有している=だからブラック銀行なのだそうです。ちなみに第二位の大株主は9%を保有するインターナショナル・ファイナンス・コーポレーション(IFC)という世界銀行の関連企業(参照)。で、その大株主でもあるブラックというのは(これ番組でも紹介していたと思いますが)、元石油メジャーで重役を務めたファズール・ハッサン・アベド氏(Fazle Hasan Abed)が私財を投げ打って設立した基金(と言っていいのかな?設立は1972年)。アベド氏の経歴はWikiでも紹介されていますが、元シェル石油の財務担当役員だったようです(参照)。
これは番組のテーマにもありますが(参照)、世界最貧国の一つバングラデシュはこの10年間で貧困層の割合が10%以上も減少、その原動力となっているのが無担保で小額を融資するマイクロクレジット。これで貧困層の人たちに起業のチャンスを与え貧困からの脱出の糸口に、ということですね。で、その融資を実行しているのがブラック銀行、と、こういうわけ。この分野ではノーベル賞をとったグラミン銀行が有名ですけど、このスキームを打ち立てたのはブラック銀行のようで、むしろこちらが本家本元のようです。
確か番組のナレーターは98%とか言ってたように記憶してますが、ブラック銀行では貧困層に無担保で金を貸して回収率がほぼ100%。一般の日本人ならにわかには信じられない数字かもしれませんけど、それを担保しているのが「5人の連帯保証人」だそうです。この部分、何となく聞き流してしてしまう人が多いかもしれませんが、金を借りようと思って5人の連帯保証人をそろえるのは至難のワザですね。
5人の連帯保証人をそろえられるというのは、その人が人間的に優れている(徳がある)証明。そういう人だからこそ商売の成功の確率も高い=そういう人だからこそ借金もきちんと返済してくれる可能性が高い、とそんな感じでしょうか。そう考えると融資の回収率100%というのもうなずけます。逆に言えば、バングラデシュという国が、それだけ他人の借金の連帯保証人にもなっていい思っている人がたくさんいる→それだけ人と人が信頼しあえる社会だということかもしれません。
実はフィリピンでもここ4、5年、貧困撲滅のために政府がやっきになってマイクロクレジットを推し進めています。しかし実態は?と言えば、どうなんでしょ。あまり話題にはなっていないような気がしますが・・・。
少なくともフィリピンでは、金を借りるのに連帯保証人になってくれる人を探すのはかなり難しい。不可能に近い。日本人もそう簡単に他人の連帯保証人にはならないと思いますが、フィリピンでは親子、夫婦、兄弟の間でさえ借金の連帯保証人にはなることは稀なように思います(僕のせまーい経験では)。
HPを見ると、ブラック銀行の普通預金(saving account)は年5.5%(参照)。それを元手に年15%の無担保融資。ブラックの基本姿勢は「貧困層に必要なものは援助ではない。投資である」だそうですが、これはまさに慈善事業の水準ですね。ちなみにフィリピンにもブラックと似たような理念を掲げたNGOがありますが、こちらは3ヶ月で金利15%(参照)。しかも融資の際にはデポジットを求められますが、これには利息がつかないそうです(爆)。
June 23, 2008
フィリピン、台風&フェリー事故の続報
昨晩の記事では、去年(2007年)1月にインドネシアで起きたフェリー転覆事故の例(=乗客600名のうち200名が生存)から、今回、フィリピン・シブヤン島沖で転覆したスルピシオ・ラインの客船プリンセス・オブ・スターズの生存者も100〜200名程度に上るのでは・・・などと書いてしまいましたが、現実はかなり厳しいようです。現在のところ生還者は、わずか30余名。
フェリー転覆で生存者33人、死者6人を確認 フィリピン [CNN.jp]
どうやらフェリーが転覆した直接の原因は、エンジン故障&船が浅瀬に乗り上げ座礁したところを台風による高波で船体がひっくり返された、ということのようです。
いや、それにしてもなぜ台風が来るとわかっていてマニラを出航したのか・・・あるいは出航の時点では台風の進路がフェリーの航路をはずれる予想だったとしても、その後、台風が向きを変えてルソン島を縦断=フェリーの進路にまっしぐらに向ってくるとわかった時点で、なぜマニラへ引き返すことはできなかったのか。台風の速度はせいぜい毎時15キロ程度だったはず。いくら足の遅いフェリーでも40キロくらいは出るでしょう?ならばいったんマニラに引き返す選択もできたはず・・・などと、今さら言っても虚しいですな。
実は転覆したフェリーを運航していたスルピシオ・ラインは、過去にも何度か大事故を起こしているようです。特に1980年代に起こした二件の事故では、死者が累計で2000人にものぼったとか(参照)。一件はタンカーとの衝突、もう一件は今回と同様、台風時の転覆事故。僕も何度かフェリーでフィリピン国内を旅行したことがありますが、こんな話を気くと気楽にフェリー旅行ができなくなりますね。特にスルピシオ・ラインはもう恐くて乗れません(といっても最大手のスーパーフェリーもどれだけ安全かはわかりませんけど)。
ところで今回の台風6号(現地名フランク)、すでに200名以上の死者行方不明者を出しているようです(参照)。幸いわが家族の住むバギオは大きな被害は免れたようですが、それにしてもフィリピンの災害や事故で報告される死亡者数というのは、日本のものとは一ケタ違いますね。本格的な台風シーズンはこれからだというのに。
最後に、今回の台風の映像が英デイリー・テレグラフにありましたので貼り付けておきます。
フェリー転覆で生存者33人、死者6人を確認 フィリピン [CNN.jp]
どうやらフェリーが転覆した直接の原因は、エンジン故障&船が浅瀬に乗り上げ座礁したところを台風による高波で船体がひっくり返された、ということのようです。
いや、それにしてもなぜ台風が来るとわかっていてマニラを出航したのか・・・あるいは出航の時点では台風の進路がフェリーの航路をはずれる予想だったとしても、その後、台風が向きを変えてルソン島を縦断=フェリーの進路にまっしぐらに向ってくるとわかった時点で、なぜマニラへ引き返すことはできなかったのか。台風の速度はせいぜい毎時15キロ程度だったはず。いくら足の遅いフェリーでも40キロくらいは出るでしょう?ならばいったんマニラに引き返す選択もできたはず・・・などと、今さら言っても虚しいですな。実は転覆したフェリーを運航していたスルピシオ・ラインは、過去にも何度か大事故を起こしているようです。特に1980年代に起こした二件の事故では、死者が累計で2000人にものぼったとか(参照)。一件はタンカーとの衝突、もう一件は今回と同様、台風時の転覆事故。僕も何度かフェリーでフィリピン国内を旅行したことがありますが、こんな話を気くと気楽にフェリー旅行ができなくなりますね。特にスルピシオ・ラインはもう恐くて乗れません(といっても最大手のスーパーフェリーもどれだけ安全かはわかりませんけど)。
ところで今回の台風6号(現地名フランク)、すでに200名以上の死者行方不明者を出しているようです(参照)。幸いわが家族の住むバギオは大きな被害は免れたようですが、それにしてもフィリピンの災害や事故で報告される死亡者数というのは、日本のものとは一ケタ違いますね。本格的な台風シーズンはこれからだというのに。
最後に、今回の台風の映像が英デイリー・テレグラフにありましたので貼り付けておきます。
June 22, 2008
スルピシオ・ライン、大惨事か
これは近年稀に見る大惨事になりそうな予感。
台風通過中のフィリピンでフェリー沈没、700人超が行方不明 [ロイター]
より詳細はインクワイアラーおよびABS-CBNから↓。
‘Frank’ leaves at least 86 dead, 700 missing [INQUIRER]
(3rd UPDATE) Three survive as boat capsizes off Romblon; 4 dead and 700 more missing [ABS-CBN]
700人以上の乗員乗客を乗せたフェリーがフィリピンのシブヤン海で転覆。フェリーの名前はプリンセス・オブ・スターズPrincess of Stars(船会社はスルピシオ・ラインSulpicio Lines、恐らくフィリピンでは国内2番手か3番手の船会社)。フェリーはマニラを出航してセブへの航海途中。シブヤン海とはちょうどその中間地点。海域で言うと、ミンドロ島、パナイ島、マスバテ島に囲まれた地域。
スルピシオ・ラインのHPで運航表を確認すると、プリンセス・オブ・スターズはマニラ−セブ間を週2回往復。今回の航海は、金曜夜にマニラを出航。翌土曜夕方にセブ着というもの。
連絡が途絶えたのはきのう21日(土曜)の昼12時過ぎ(現地時間)。折りしも、フィリピンでは台風6号(現地名フランクFrank)がルソン島南部を直撃中。船会社としては、台風の影響を受ける前にセブに到着できる、という判断があったのかどうか・・・。
が、フェリーとの連絡が途絶えてからすでに丸一日以上が経過。しかも台風6号は、今日の午後3時現在、まさに事故のあったシブヤン海周辺で猛威をふるっており(←写真)、果たして海に投げ出された700名の救助が円滑にすすむかどうか・・・。
実はこの台風、僕の記憶では、先週半ば時点での進路予想は、ルソン島の東の海上を北上するというものでした。それがきのうの時点では、事故のあったシブヤン海や首都マニラを直撃するルソン島西岸縦断コースに進路が大幅に変更。もしや船会社は最新の台風情報を入手せずそのままフェリーを出航させた?とも一瞬思いましたが、まさかそんなことはないですよね。
事故の詳細は今後明らかになってくると思いますが、一人でも多くの命が救われることを祈ります。
※去年(2007)年1月、インドネシアで起きたフェリー転覆事故は、事故から3日目までに200人が救出されたそうです。この時の乗員乗客は約600名。救出作業は悪天候のため難航したそうですが、それらを考え合わせると、今回のシブヤン海での生存者も100名〜MAX200名程度かもしれません。
フェリー転覆事故から3日目、200人を救出 - インドネシア [AFP]
台風通過中のフィリピンでフェリー沈没、700人超が行方不明 [ロイター]
より詳細はインクワイアラーおよびABS-CBNから↓。
‘Frank’ leaves at least 86 dead, 700 missing [INQUIRER]
(3rd UPDATE) Three survive as boat capsizes off Romblon; 4 dead and 700 more missing [ABS-CBN]
700人以上の乗員乗客を乗せたフェリーがフィリピンのシブヤン海で転覆。フェリーの名前はプリンセス・オブ・スターズPrincess of Stars(船会社はスルピシオ・ラインSulpicio Lines、恐らくフィリピンでは国内2番手か3番手の船会社)。フェリーはマニラを出航してセブへの航海途中。シブヤン海とはちょうどその中間地点。海域で言うと、ミンドロ島、パナイ島、マスバテ島に囲まれた地域。
スルピシオ・ラインのHPで運航表を確認すると、プリンセス・オブ・スターズはマニラ−セブ間を週2回往復。今回の航海は、金曜夜にマニラを出航。翌土曜夕方にセブ着というもの。
連絡が途絶えたのはきのう21日(土曜)の昼12時過ぎ(現地時間)。折りしも、フィリピンでは台風6号(現地名フランクFrank)がルソン島南部を直撃中。船会社としては、台風の影響を受ける前にセブに到着できる、という判断があったのかどうか・・・。
が、フェリーとの連絡が途絶えてからすでに丸一日以上が経過。しかも台風6号は、今日の午後3時現在、まさに事故のあったシブヤン海周辺で猛威をふるっており(←写真)、果たして海に投げ出された700名の救助が円滑にすすむかどうか・・・。実はこの台風、僕の記憶では、先週半ば時点での進路予想は、ルソン島の東の海上を北上するというものでした。それがきのうの時点では、事故のあったシブヤン海や首都マニラを直撃するルソン島西岸縦断コースに進路が大幅に変更。もしや船会社は最新の台風情報を入手せずそのままフェリーを出航させた?とも一瞬思いましたが、まさかそんなことはないですよね。
事故の詳細は今後明らかになってくると思いますが、一人でも多くの命が救われることを祈ります。
※去年(2007)年1月、インドネシアで起きたフェリー転覆事故は、事故から3日目までに200人が救出されたそうです。この時の乗員乗客は約600名。救出作業は悪天候のため難航したそうですが、それらを考え合わせると、今回のシブヤン海での生存者も100名〜MAX200名程度かもしれません。
フェリー転覆事故から3日目、200人を救出 - インドネシア [AFP]


